Wi-Fiを切るべき理由とは?外出時の電池消費と危険を防ぐ最新設定術

Wi-Fiを切るべき理由とは?外出時の電池消費と危険を防ぐ最新設定術とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を整理してお届けします。

Wi-Fiの切断に関して、ネット上では多くの誤解が流布している。最も典型的なものが、コントロール画面での操作に関する仕様の誤認だ。

多くのiPhoneユーザーが利用している「コントロールセンターでのWi-Fiアイコンタップ」は、Wi-Fiの完全オフではない。アイコンが白く変化した状態は「現在のネットワークから翌朝5時まで一時的に切断した」状態に過ぎず、Wi-Fiチップ自体は電波探索を継続している。AirDropやAirPlay、位置情報の測位補助といったAppleエコシステムの通信はバックグラウンドで維持され、探索に伴うバッテリー消費も完全には止まらない。

iPhoneで通信チップを物理的にスリープ状態にする「完全オフ」を実行するには、「設定」アプリのトップ階層にある「Wi-Fi」項目から直接スイッチをオフ(アイコンが斜線付きの灰色)にする必要がある。

一方、Android端末においても「Wi-Fiをオフにしたはずなのに、なぜか勝手にオンに戻る」という現象が多発している。これは設定内にある「Wi-Fiを自動的にONにする(保存済みネットワーク付近で自動接続)」機能や、「Wi-Fiのスキャン(位置情報精度の向上用)」がデフォルトで有効化されていることが原因だ。これらを解除しない限り、端末はオフ状態を装いながら裏でスキャン処理を回し続けている。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。