鎌倉の名店コアンドルの真相とは?名物カレーの評判と現在を徹底追跡
鎌倉における「コアンドル」の歴史は、1968年(昭和43年)の創業にまで遡ります。フランス語で「街角」「街の片隅」を意味する店名(Coin de Rue)の通り、小町通りの喧騒から少し奥まった静穏な場所に店を構えていました。
創業当時の鎌倉は、文豪や芸術家が多く暮らす文化の街であり、コアンドルはそうした目の肥えた文化人や地元住民が集うサロンのような役割も果たしていました。重厚な木目調のインテリアや落ち着いた照明、アンティーク調の調度品が配された店内は、訪れる人々に非日常のゆったりとした時間を提供していたのです。
半世紀以上にわたって鎌倉の街の移り変わりを見つめ続け、親子2代、3代にわたって通い詰める常連客も少なくありませんでした。単なる飲食店にとどまらず、鎌倉の食文化とハイカラな洋食の歴史を象徴する重要なランドマークでした。