介護技能実習評価試験の合格法と落とし穴|初級・専門級の対策を徹底解説

介護技能実習評価試験の合格法と落とし穴|初級・専門級の対策を徹底解説に関する深掘り解説を分かりやすく解説いたします。

介護技能実習評価試験の初級実技試験や専門級実技試験では、模擬利用者を対象とした課題が出題されます。ベッドから車いすへの移乗、衣服の着脱、食事介助、体位変換などが代表例です。ここでは、審査員が採点表(判定基準)で厳しくチェックしている具体的な項目を解説します。

実技で致命的な減点となる「安全確認」の落とし穴

  • 車いす・ベッドのブレーキ確認:介助動作の前に必ず両側の駐車ブレーキがかかっているか「指差し呼称」または明確な手動作で確認しなければ、重大な減点となります。
  • フットサポート(足乗せ台)の取り扱い:立ち上がり介助時にフットサポートを上げたままにしているか、足が巻き込まれる危険がないかの確認を怠ると安全不備とみなされます。
  • ベッドの高さ調整とボディメカニクス:指導員が自身の腰痛予防や安全な重心移動を行えているか、ベッドの高さを適切な位置に調整しているかも判定基準に含まれます。

「利用者の尊厳」と「自立支援」の表現力

単に手順をこなすだけでなく、「健側(動く側の手足)」を活用した介助ができているかが問われます。すべてを実習生が介助してしまう「全介助」のやり方を取ると、自立支援の視点がないと判断されます。「右手で手すりを握ってください」「右足から前に出しましょう」といった、利用者の残存能力を引き出す声かけを試験中に自然に行えるよう訓練しておく必要があります。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。