パッタイレシピの決定版!麺がくっつく失敗を防ぐ黄金比とプロの技
パッタイの味わいを完璧に決定づけるのが、麺をフライパンに投入する前にあらかじめ調合しておく合わせ調味ダレ(パッタイソース)です。炒めながら個別に調味料を振り入れると、米麺が局所的に水分を吸ってムラができ、結果としてベチャつきを誘発します。
基本となるパッタイ調味料黄金比は以下の配合を基準とします(2人前分量)。
- タマリンドペースト:大さじ2
- ナンプラー:大さじ2
- パームシュガー(または甜菜糖・きび砂糖):大さじ1.5〜2
- 水:大さじ1
- 粉唐辛子(プリックポン):小さじ1/3(辛味の好みに応じて調整)
これらを耐熱容器でしっかりと混ぜ合わせ、砂糖が溶け残らないよう軽くレンジ(600Wで20秒)にかけるか、小鍋でひと煮立ちさせて馴染ませておきます。
しかし、一般的な家庭の冷蔵庫にタマリンドペーストが常備されているケースは稀です。その際、卓越した効果を発揮するのが科学的知見に基づいたタマリンドペースト代用のブレンドです。タマリンド特有の「重みのある果実酸と自然なとろみ」を再現するには、「トマトケチャップ 大さじ1 + レモン汁または米酢 大さじ1 + ウスターソース 小さじ1/2」の組み合わせが最適解となります。ケチャップに含まれるペクチンがとろみを担保し、ウスターソースの熟成エキスがタマリンドの深い熟成香を補完します。
また、特有の香気から家族に敬遠されがちなパッタイナンプラー代用としては、「濃口醤油 大さじ1.5 + オイスターソース 小さじ1 + 鶏ガラスープの素(または昆布茶)少々」でアミノ酸スコアと塩分濃度を限りなく近づけることが可能です。エスニック特有の癖を抑えつつ、パッタイとしての骨格を損なわない上品な仕上がりが手に入ります。