伝説の先駆者・風見慎吾の現在地と今明かされるメディア復帰劇
ダンサーとしての鮮烈なイメージの一方で、彼がお茶の間の人気者となった原点には名匠・萩本欽一の存在があった。『欽ちゃんの週刊欽曜日』のオーディションをきっかけに抜擢された彼は、欽ちゃんファミリーの一員として過酷な生放送の現場で揉まれることになる。
所属事務所である浅井企画のアットホームかつ厳しい現場主義の中で、彼は間の取り方やリアクション、共演者を引き立てる立ち回りを徹底的に体に叩き込まれた。単なるアイドルにとどまらず、息の長いマルチタレントとしてバラエティ番組で重宝される素地は、この時期の濃密な経験によって培われたものだ。