白水銀行は実在する?モデルの元ネタと池井戸作品の真相に迫る
まず結論からお伝えすると、白水銀行は実在しない架空の都市銀行(メガバンク)です。過去の日本の金融史を遡っても、「白水銀行」という商号で認可・営業された普通銀行は存在しません。
名前の正しい読み方は「はくすいぎんこう」です。池井戸作品を原作としたTBS「日曜劇場」やWOWOWの連続ドラマでも、登場人物たちが重々しい口調で「はくすい」と発音しています。
作中における白水銀行は、日本の金融界でトップクラスの資金量と融資力を誇る巨大メガバンクとして描かれます。主人公が所属するメインバンクの強力なライバルとして競合したり、大企業向けのシンジケートローン(協調融資)を取りまとめる幹事行として登場したりと、ストーリーの重要な局面で金融のプロフェッショナルとしての冷徹さや手腕を見せつけるポジションが定位置となっています。