相撲の格付け完全ガイド!関取と幕下の天国と地獄・昇進降格の裏側
新弟子検査に合格した力士は、まず「前相撲」を取って初白星を挙げ、翌場所の番付表の一番下に「序ノ口」として初めて四股名が掲載されます。ここから序二段、三段目、幕下へと続く長い階段を一段ずつ駆け上がっていきます。
幕下以下の取組は、15日間の本場所中に毎日土俵に上がるのではなく、原則として7番(7試合)のみ行われます。4勝3敗以上で勝ち越し、3勝4敗以下で負け越しとなります。番付のピラミッドは下に行くほど分母が大きく、序二段や三段目にはそれぞれ数百人の力士がひしめき合っています。
幕下上位(東・西の1枚目〜15枚目付近)に到達すると、十両力士との対戦(ことばを借りれば「関取への入れ替え戦」)が組まれるようになります。ここで勝ち越して十両昇進の枠(定員70名の空き)を勝ち取れるかどうかが、力士人生における最大の分岐点となります。十両へ上がれば一躍スターダムへの道が開けますが、幕下の壁に跳ね返され、10年以上下積み生活を続けながら人知れず土俵を去る力士も少なくありません。