アイリスオーヤマのコンベクションオーブンを買って後悔する3つの理由と真相
本機が真価を発揮するのは、油を使わないノンフライ調理と、付属のピザプレートを使用した本格オーブン調理のシーンです。網の上に下味をつけた鶏肉を並べて200℃のファンモードで作動させると、余分な脂が下のトレーに落ち、皮はパリッと、肉汁はジューシーな絶品から揚げが完成します。スーパーの惣菜のコロッケや天ぷらも、ファンで加熱することで余分な油が驚くほど抜け落ち、揚げたて特有の香ばしさが鮮やかに蘇ります。
また、多くのファンを魅了しているのが陶器製のピザプレートです。このプレートを庫内にセットしてしっかり予熱しておくと、ピザ生地の底面から余分な水分が吸い取られ、まるで石窯で焼き上げたかのようなクリスピーなクラストに仕上がります。直径約25cmまでの市販チルドピザが丸ごと1枚焼けるサイズ感は、一般的なトースターには真似できない大きなアドバンテージです。
ただし、購入後に直面する現実として使い方とお手入れ・掃除の難しさがあります。調理中に落ちた油が下部の電熱線ヒーターや受皿に焼き付くと、次回使用時に白煙や焦げ臭いにおいの原因になります。庫内の壁面はフッ素加工が施されていない金属打ちっぱなしの構造であるため、油汚れを長期間放置すると頑固な焦げ付きとなり、完全に取り除くのは至難の業です。
長く清潔に保つための現場の知恵として、天板やパンくずトレーにはあらかじめ「厚手のオーブン対応アルミホイル」を敷いておくのが鉄則です。使用後は本体が冷めきらないうちに固く絞った布巾で拭き取るルーティンを徹底できるかどうかが、愛着を持って使い続けられるかどうかの分かれ道になります。