ティーカッププードルの寿命は短い?「すぐ死ぬ」噂の真相と長生きの秘訣
「小さくて可愛い」という衝動的な感情だけで迎え入れた飼い主の中には、想像を絶する手間の多さと重責に直面し、後悔の念を抱くケースが少なくありません。コミュニティや相談窓口に寄せられたオーナーたちの赤裸々な証言から、直面する3つの現実を浮き彫りにします。
「生後半年までは、朝起きてケージを覗くたびに『息をしているだろうか』と恐怖で心臓が縮む思いでした。仕事中も低血糖が怖くてまともに集中できず、育児ノイローゼに近い状態に陥りました」(都内在住・30代女性)
現場の実態として最も深刻なのが、飼い主側の精神的・物理的拘束です。一般的な成犬であれば可能な長時間の留守番が難しく、室温管理も夏場25度前後、冬場22度前後で24時間完全空調を維持し続けなければ、体温調節機能の弱さから急激に体調を崩します。
また、経済的負担の重さも後悔の引き金となります。超小型犬は骨が極端に細く、抱っこからの落下やカーペットの段差での転倒による橈尺骨(前足の骨)骨折が頻発します。極細の骨に対する特殊なプレート固定手術は高難易度を極め、1回の入院・手術費用で40万〜60万円以上が吹き飛ぶことも珍しくありません。体重が軽すぎるために投薬量の微調整が難しく、特殊な調剤費用や頻繁な通院が必要となるなど、医療費の総額は一般的な中型犬を上回るケースすら存在します。