メンエス逮捕の実態と摘発リスク|客や施術者の処罰と境界線を徹底解剖
警察による摘発(家宅捜索・いわゆるガサ入れ)は、決して突発的に行われるものではありません。半年から1年近くにわたる綿密な内偵捜査を経て、決定的な証拠が揃った段階で一斉に執行されます。
捜査関係者の証言や摘発店舗の記録によると、警察は以下のような手法で外堀を埋めていきます。
まず行われるのが、私服捜査員による実態調査や抜き打ち捜査、周辺監視です。店舗が入居するマンションの出入り状況、客の滞在時間、ゴミ袋から廃棄されたオイルや消耗品の収集・鑑定まで行われます。さらに、インターネット上の口コミ掲示板、セラピスト個人のSNSアカウントでの過激な投稿(隠語を用いたサービス内容の告知など)は、捜査員によってすべてスクリーンショットで保全され、内偵資料として蓄積されます。
家宅捜索令状が発付された当日の様子について、摘発を経験した元関係者は手記で次のように振り返っています。
「施術の最中に突然インターホンが激しく連打され、合鍵や解錠器具を使って捜査員10数名が一気に部屋へ雪崩れ込んできました。『警察だ!動くな!携帯を机に置け!』という怒号が響き渡り、部屋の隅々までカメラで撮影されました。セラピストは過呼吸になり、施術中だった客は衣服を着る間もなくバスタオルを巻いた状態で別室に隔離され、即座に身元確認と事情聴取が始まりました。」
ガサ入れが入った現場では、店舗のパソコン、予約管理台帳、顧客カルテ、防犯カメラのハードディスク、セラピストや待機スタッフのスマートフォンが即座に押収されます。これにより、過去に利用した顧客の情報や、裏で交わされていた過激なサービスに関する指示系統が完全に白日の下に晒されることになります。