身が崩れない絶品サワラのおろし方!プロが明かす三枚おろしの極意
サワラをさばく前に忘れてはならないのが、徹底した表面の水気取りとウロコ処理だ。サワラには目立たない細かなウロコがびっしりと付着している。包丁の背や出刃の刃先を使って、尾から頭に向かって優しく刮ぎ落とす作業が欠かせない。このとき力を入れすぎると、皮の下の身を押し潰してしまうため、羽毛を撫でるほどの力加減が求められる。
エラと内臓を取り除く際もスピードが命だ。サワラの内臓は痛みが早く、放置すると特有の生臭さが身に移ってしまう。お腹を割ったら手早く内臓を掻き出し、血合い(中骨に沿った血の塊)をササラや竹串、歯ブラシなどで丁寧に洗い流す。洗った後は即座にペーパータオルで完全に水分を拭き取ることが、身崩れと匂い戻りを抑える鉄則となる。