1日何万個も売れる「伝説のおはぎ」はいまどうなっているのか?秋保温泉の小さなスーパーが大手流通を圧倒し続ける理由【2026年最新現地レポ】
朝9時。開店のベルが鳴ると同時に店内へ雪崩れ込む客たちの目線は、迷うことなく店内奥の惣菜コーナーへと注がれる。そこには、息をのむような光景が広がっていた。
壁際にうずたかく積み上げられたプラスチックケース。中に収まっているのは、見るからに重みのある「あんこ」「きなこ」「ごま」、そして季節限定の「納豆」といったおはぎの数々だ。行楽シーズンや週末ともなれば、1日に2万個以上ものおはぎが飛ぶように売れていく。買い物かごを覗けば、5パック、10パックとまるで仕入れのように買い込む姿も珍しくない。店舗前の駐車場には、地元・宮城ナンバーだけでなく、東京や大阪、さらにはレンタカーを駆って訪れた海外客の車が列をなしている。