リニア東京駅はなぜ品川?地下40Mの巨大駅と2026年の開業真相
現在、JR品川駅では東海道新幹線や東海道線、山手線がひっきりなしに行き交う直下で、未曾有の大規模土木工事が繰り広げられています。リニア品川駅が建設されているのは、地下およそ40メートルの大深度空間です。
この工事の驚異的な点は、「世界有数の超過密ターミナルを通常通り運行させながら、その真下を掘削している」という点にあります。「アンダーピニング工法」と呼ばれる特殊な技術を用い、既存の新幹線ホームや線路を仮の鋼製桁で受け替え、安全をミリ単位で計測・監視しながら直下の土砂を少しずつ掘り進めています。
2026年現在の現場では、土留め壁の構築や地下躯体の構築工事が着実に進展しており、深さ40メートル、長さ約1キロメートルに及ぶ巨大な地下空間の輪郭がはっきりと姿を現しています。地上の喧騒からは想像もつかない深部で、日本の土木技術の粋を集めた新世代の要塞が形作られています。