気管支炎の治し方完全ガイド|長引く咳を早く止める正しい対処法
医療機関へ行くまでの間、市販薬で一時的に症状を和らげる場合は、自分の咳のタイプ(乾いた咳か、湿った咳か)を正確に把握して成分を選ぶ必要があります。
【痰が絡む「ゴホゴホ」した湿った咳】
去痰成分を主軸にした薬を選択します。気道粘膜の潤いを回復させて痰の粘り気を減らすL-カルボシステインや、気道線毛運動を活性化させて痰の排出を促すアンブロキソール塩酸塩が配合された製剤(『ストナ去痰カプセル』『去痰CB錠』など)が第一選択となります。
【喉の奥がムズムズする「コンコン」した乾いた咳】
咳自体が体力消耗を招いているため、非麻薬性鎮咳成分であるデキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物(『メジコンせき止め錠Pro』など)や、気管支を広げるメトキシフェナミン塩酸塩を含む複合薬が有効です。また、炎症を鎮める漢方薬である「麦門冬湯(ばくもんどうとう)」は、気道を潤して乾いた発作性の咳を抑える優れた選択肢となります。
【プロの結論】市販薬で様子を見て良い人・直ちに受診すべき人の基準
市販薬の使用はあくまで初期の一時的な対症療法です。以下の基準で受診のタイミングを判断してください。
- 市販薬で3〜4日様子を見て良い人:発熱がなく、全身倦怠感も軽微で、痰の切れを良くしたい成人。
- 今すぐ呼吸器内科を受診すべき人:38度以上の高熱が続く、呼吸時にヒューヒュー・ゼーゼーと音がする、黄色〜緑色の濃い痰や血痰が出る、息苦しさで横になれない、咳が3週間以上続いている人。