進化する渋谷ロフト!限定コスメ&文具のフロアマップと混雑回避術
1987年の創業以来、この場所は単なる売り場ではなく「カルチャーの実験室」としてのアイデンティティを保ち続けてきた。その根底に流れているのは、セゾングループを率いた堤清二の「消費文化論」である。モノを売るだけでなく、情報や文化を提示する場としての商業施設。その哲学が、この建物には脈々と受け継がれている。
さらに、建築デザインを手掛けた世界的建築家・安藤忠雄による空間設計も見逃せない。グリッドを意識した独特の構造や吹き抜けの立体感は、訪れるものに都会的な心地よい緊張感を与える。空間そのものがアートであり、そこで歩を進めること自体がひとつの体験となるよう緻密に計算されているのだ。半世紀近くを経ても色あせない建築美と思想が、いまもこの館を特別な存在たらしめている。