カロナールとお酒の併用は危険?服用前後の安全な間隔と肝臓リスク
市販薬や処方薬の鎮痛薬として、カロナールと並んで知名度が高いのが「ロキソニン(成分名:ロキソプロフェン)」です。どちらもお酒との併用は厳禁ですが、体に現れる危険の性質には明確な違いがあります。
ロキソニンをはじめとするNSAIDsは、プロスタグランジンという痛みの原因物質をブロックする作用を持ちます。しかし同時に、このプロスタグランジンは胃粘膜を保護する重要な役割も担っています。そこへ胃酸分泌を促し胃壁を直接刺激するアルコールが合わさると、胃潰瘍や消化管出血といった急性胃腸障害のリスクが跳ね上がります。
このように、解熱鎮痛薬とアルコールの相互作用は薬の作用機序によってダメージを受ける臓器が異なります。「ロキソニンは胃に悪いからカロナールなら平気」という認識は全くの誤解であり、カロナールは胃の代わりに肝臓を直撃するという事実を忘れてはなりません。