氷点下10度のととのい空間へ:2026年、世界のサウナーが「札幌」を指名買いする決定的な理由
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札幌市中心部から車を約1時間走らせた定山渓エリア。冬の静寂に包まれた深い渓谷で今、最も熱い視線を浴びているのが、凍結した清流や降雪の中にダイブする本格アウトドア・サウナだ。薪ストーブが爆ぜる音と芳醇なヴィヒタ(白樺の枝葉)の香りに満たされた室内で限界まで身体を温めた後、水着のまま零下の外気へと躍り出る。
マイナス10度の空気が皮膚を突き刺す。だが、火照った肌からは激しい湯気が立ち上り、不思議と寒さを感じない。そこにあるのは、都市の喧騒では決して味わえない強烈な多幸感だ。地元のサウナプロデューサーは「雪と氷という天然のリソースをそのまま活かした冷却体験こそ、北国ならではの贅沢。ヨーロッパのサウナーからも問い合わせが殺到している」と明かす。