情報の森とちぎの現在|進出企業の実態とLrt後の激変2026
「情報の森とちぎ」には、どのような企業や機関が進出しているのか。その構成は大きく「公的研究機関」「自動車・エレクトロニクス関連」「IT・ソフトウェア」「バイオ・臨床受託」の4領域に分類されます。
中核的存在として団地のランドマークとなっているのが、栃木県の産業技術振興を牽引する公的研究機関である栃木県産業技術センター(本所)です。食品、材料、電子、機械など幅広い分野の試験・研究機器を取り揃え、県内中小企業の技術支援や産学官連携のハブ機能を果たしています。隣接するとちぎ産業創造プラザとともに、技術的イノベーションのインキュベーターとして欠かせない役割を担っています。
民間企業に目を向けると、最先端の車載機器を手掛けるデンソーテンや、自動車サプライチェーンに連なる各社が研究開発拠点を配置。さらに、医療・臨床検査大手のLSIメディエンスや、組み込みシステム・業務系ソリューションを担う情報処理企業が拠点を置いています。製造ラインを持つ大規模工場ではなく、スーツや作業衣を着たエンジニアが実験棟やオフィスで行き交う姿が、この団地の日常的な風景です。