「膠原病に美人が多い」噂はなぜ広まった?医学的根拠と症状の真実
世間における病気のパブリックイメージは、メディアで活躍する著名人の存在によって強く左右されます。膠原病を公表した芸能人女性の報道が、一般層の認識に決定打を与えた側面は否定できません。
海外では世界的な歌姫であるセレーナ・ゴメスがSLEを公表し、腎移植手術や投薬治療の苦悩をオープンに語ったドキュメンタリーが大きな反響を呼びました。日本国内でも、モデルやタレント、元アナウンサーなどが若くして自己免疫疾患や線維筋痛症、関節リウマチなどの闘病をメディアで告白しています。
第一線で美しさを競う芸能人が難病と闘うニュースは、人々に深い同情と敬意を抱かせると同時に、「美しく輝いている人がなぜ」という強いコントラストを印象づけます。メディアを通じて可視化される当事者の多くが著名な美女であったことが、ネット上の「膠原病には美人が多い」というフレーズを再生産し続ける強力なブースターとなりました。