鼻水放置で耳に激痛?副鼻腔炎から中耳炎を併発する理由と最新治療法

鼻水放置で耳に激痛?副鼻腔炎から中耳炎を併発する理由と最新治療法についての真相を徹底解説します。

中耳炎は子供の病気と思われがちですが、大人の副鼻腔炎から中耳炎を併発した場合、症状が重篤化・難治化しやすいという特徴があります。大人は子供に比べて耳管が細く長く傾斜しているため本来は細菌が侵入しにくい構造ですが、ひとたび大人の耳管に炎症が及ぶと粘膜の腫れが引きにくく、治癒まで長期間を要します。

大人の耳トラブルが長期化する背景には、鼻茸(鼻ポリープ)の合併や好酸球性副鼻腔炎といった難治性の基礎疾患、加齢や過労に伴う免疫力低下が関係しています。さらに、多忙を理由に市販薬の点鼻薬を連用して「薬剤性鼻炎」を併発し、鼻粘膜をより肥厚させて耳管狭窄を悪化させる悪循環に陥るケースも少なくありません。

大人が「耳の奥が痛い」「音が膜越しに聞こえる」状態を我慢し続けると、中耳腔の粘膜が癒着する「癒着性中耳炎」や、周囲の骨を破壊しながら進行する「真珠腫性中耳炎」へと移行し、不可逆的な聴力障害を残すリスクがあります。大人の耳痛や難聴は決して軽視できません。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。