「お酒でトイレが近い人は強い」は嘘?科学が明かす驚きの体質差
「ウイスキーや焼酎の水割りよりも、ビールを飲んだときのほうが圧倒的にトイレが近くなる」と実感している方は少なくありません。これには、アルコール以外の原材料由来の成分が大きく影響しています。
ビールには、原料であるホップや麦芽由来の「カリウム」が豊富に含まれています。カリウムには細胞内外の浸透圧を調整し、余分なナトリウムとともに水分を体外へ追い出す利尿作用があります。
加えて、ビールはのどごしの良さから短時間で500ml〜1L単位の大量の水分を一気に摂取しやすい飲料です。「アルコールによる抗利尿ホルモン抑制」×「カリウムの利尿効果」×「大量の水分摂取」という3つの要素が重なることで、他のお酒よりも格段にトイレの間隔が短くなります。ビールを1リットル飲むと、体内からはおよそ1.1リットルの水分が失われると試算されており、飲めば飲むほど体は水分不足に傾いていきます。