大切な本を食べる虫の正体は?シミやチャタテムシの完全駆除と予防策

大切な本を食べる虫の正体は?シミやチャタテムシの完全駆除と予防策とは一体何なのか? 背景や要点を整理してお届けします。

Q1:本にシミ(紙魚)を見つけたら、本ごと処分しなければなりませんか?
A1:本自体を捨てる必要はありません。本を屋外の日陰でパラパラと開いて虫を払い落とし、表紙を無水エタノールで軽く拭いた後、ジッパー付き保存袋に乾燥剤(シリカゲル)と共に入れて数日間密閉すれば完全に不活性化できます。虫食いがひどい場合のみ修復や処分を検討してください。

Q2:樟脳(しょうのう)の匂いが本に移るのが心配ですが、無香の防虫剤でも効きますか?
A2:ピレスロイド系の無臭防虫剤(エムペントリン等)も紙魚やシバンムシに効果的です。ただし、密閉された空間でないと成分濃度が保てないため、開放型の本棚ではなく、扉付きキャビネットや密閉ボックス内で使用してください。

Q3:新築マンションなのにチャタテムシが発生するのはなぜですか?
A3:新築建築物はコンクリートや木材の建材が完全に乾燥するまで1〜2年程度かかり、構造内部から水分が放出されやすいためです。さらに24時間換気システムの稼働不足や気密性の高さが重なると、カビが生えやすくチャタテムシの温床になります。入居初期ほど徹底した換気と除湿が必要です。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。