Abc予想の証明は本物か?数学界を分断する異次元理論の真実
この異次元の理論に対し、真っ向から疑問を投げかけたのが、若くしてフィールズ賞を受賞したドイツの俊英ピーター・ショルツ教授だ。彼は同僚のジェイコブ・スティックス教授とともに京都を訪れ、望月教授と直接対話を行った。
議論の末、ショルツ教授らは「理論の核心部分(系3.12)に致命的な論理の飛躍があり、証明として成立していない」とする反論文書を公表。一方で望月教授側も即座に反論し、「自身の理論に対する重大な誤解に基づいている」と主張した。クレイ数学研究所などの権威ある学術機関が注視するなか、二大拠点の見解は真っ向から衝突し、妥協の余地を一切残さないまま現在に至る。