一枚の板から作る本格木工Diy!設計図と失敗しない加工の極意

一枚の板から作る本格木工Diy!設計図と失敗しない加工の極意にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。

一枚の板から作品を作る際、成否の8割を握るのが「木取り(板割り)」の設計図です。頭の中のイメージだけでいきなりノコギリを入れると、部材が足りなくなったり、左右の側板の長さが合わなくなったりするトラブルが頻発します。

設計図を描く上で絶対に忘れてはならないのが、ノコギリの刃厚による「切りしろ(アサリ幅)」の存在です。木工用ノコギリで木材を切断すると、刃の厚みとアサリによって1箇所につき約2〜3mmの木粉となって部材が削り落とされます。例えば900mmの板を正確に3等分して300mmの部材を3枚取ろうとしても、2回切断した時点で合計4〜6mmのロスが生じ、最後の1枚は294mm程度に縮んでしまいます。

そのため、設計図を作成する段階で以下の鉄則を守ることが不可欠です。

  • 側板など「同じ長さであるべき対のパーツ」は、連続して切断せず基準面を揃えて墨付けする。
  • 寸法の狂いが作品全体の歪みにつながる主要構造部から優先的に木取りを配置する。
  • 余った端材(残りパーツ)を背板の補強材やアクセントの飾り棚として活用する設計にする。
林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。