氷に塩でなぜマイナス20℃?急激に冷える科学の仕組みと活用裏ワザ

氷に塩でなぜマイナス20℃?急激に冷える科学の仕組みと活用裏ワザの真相について、専門知識を基に徹底解説します。

「買って帰ったビールがぬるいけれど、冷凍庫で冷えるのを待つ時間がない」という場面で大活躍するのが、氷と塩を使った急速冷却テクニックです。冷蔵庫で冷やすと4時間近くかかる缶飲料を、わずか約2〜3分で飲み頃の温度(4〜6℃)まで一気に冷やすことができます。

実践方法は非常にシンプルです。

ボウルに氷と適量の水を入れ、そこに食塩を大さじ3〜4杯投入してよくかき混ぜます。水を入れるのがポイントで、氷だけの状態よりも液体を介した方が缶の表面全体に密着し、熱伝導効率が飛躍的に高まります。そこに缶ビールを浸し、缶をくるくると手で回転させるだけです。缶内部に対流が発生し、内部の液体全体が急速に熱を奪われていきます。

3分以上回し続けると中身が過冷却状態になり、開栓時に吹きこぼれたり凍結したりする恐れがあるため、2分半から3分程度で取り出すのが美味しく味わうコツです。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

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