卵の賞味期限切れはいつまで?加熱なら1ヶ月も?安全基準と見分け方
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スーパーなどで販売されている卵に記載された卵の賞味期限表示の意味は、食品衛生法や業界規格に基づき「安心して生食できる期間」として設定されています。日本の卵は世界でも稀な「生食文化」を前提に出荷前殺菌や選別が行われており、諸外国の賞味期限設定よりもはるかに厳しい安全係数がかけられています。
日本卵業協会の算出基準では、食中毒の原因となるサルモネラ菌(Salmonella Enteritidis)が卵の内部で急激に増殖を開始するまでの期間を基準としています。具体的には、夏場(28℃程度)で約16日、春秋(16℃前後)で約25日、冬場(10℃前後)なら約57日が生食可能な理論値とされています。市販の卵は、最も過酷な夏場の条件をベースに余裕を持たせてパック詰め後約2週間(14日程度)を一律の賞味期限として設定しているのです。
したがって、期限が1日でも過ぎたら即座に卵の賞味期限切れによる生食の危険性が高まるわけではありませんが、生で食べる行為は推奨されません。期限を越えた卵は、中心部まで完全に火を通す調理法へ切り替えることが大原則となります。