全身麻酔で親知らず4本抜歯!起きたら激痛?費用や腫れのリアル体験談
気になる医療費の総額はどうなのか。親知らずが歯肉に埋まっていて骨の切除が必要な場合(難抜歯・埋伏智歯抜歯)は、全身麻酔や入院費用も含めて健康保険が適用される。自費診療の美容医療とは根本的に異なる。
一般的な2泊3日の入院で4本を同時抜歯した場合、3割負担での窓口支払額はおおむね8万〜12万円前後に収まるケースが多い。ここに、日本の医療保険制度の切り札である「高額療養費制度」が絡んでくる。事前に「限度額適用認定証」をマイナ保険証などを通じて提示しておけば、一般的な所得層であれば自己負担限度額(月額約8万円強)を超えた分は支払う必要がない。
ただし、盲点となるのが「差額ベッド代(室料差額)」と食事代だ。大部屋(4人部屋など)が空いておらず個室を選択した場合、1泊あたり数千円から数万円の自費が上乗せされる。これは高額療養費の対象外となるため、入院手続きの段階で病室の希望条件を医事課ときっちり詰めておくことが、無駄な出費を防ぐ最大の防衛策となる。