【2026年最前線】台風千葉の直撃リスクと首都圏の防衛線:猛烈化する暴風雨に立ち向かう最新現場ルポ
千葉県は全国有数の農業県だ。落花生や梨、ハウス栽培の野菜など、台風による農作物の被害は毎回数億円規模にのぼる。
近年の現場では、耐風圧性能を高めたスチール製強化パイプハウスの導入が進んでいる。強風を自動で検知して側面シートを巻き上げ、風の抜け道を作るスマート農業設備も登場した。生産者たちの防衛意識はこれまでになく高い。
だが、資材価格の高騰が農家の足枷となっている。すべてのハウスを最新型に改修できるわけではなく、老朽化した施設を抱える小規模農家にとっては、台風一投が廃業の引き金になりかねない。共済制度の拡充を含めた支援策が急務となっている。