歴代朝ドラ視聴率が暴く名作の光と影!激動のテレビ史と制作秘話
株式会社ビデオリサーチが測定してきたテレビ史において、頂点に君臨し続ける金字塔が1983年放送の『おしん』だ。平均視聴率52.6パーセント、最高視聴率62.9パーセントという驚異的な数値は、もはや現代の基準では計り知れない。貧困と逆境に耐え抜く少女の生き様は、国境を越えてアジアや中東でも熱狂を生んだ。
当時は単一のテレビ画面を家族全員で囲む生活様式が定着しており、世帯視聴率そのものが国民的関心の強さをダイレクトに反映していた。朝の15分間が完全に社会の共通言語となっていた時代、連続テレビ小説はまさに朝のインフラとしての役割を完璧に果たしていたと言える。