鬼から電話はトラウマになる?悪影響の真相と後悔しない正しい使い方
アプリの功罪が語られる一方で、開発元のメディアアクティブ株式会社側も、ユーザーからの批判や時代の要請に応じた大幅なアップデートを継続しています。かつては「赤鬼による恐怖の脅し」が前面に出ていましたが、近年は「褒めて伸ばす」「親子のコミュニケーションを円滑にする」方向へとコンテンツを大幅にシフトさせています。
公式配信されているシチュエーションやキャラクターは多岐にわたり、子供の興味や発達段階に応じた使い分けが可能です。
【主なキャラクター一覧と役割】
- 赤鬼(あかおに):初期からの看板キャラクター。「言うことを聞かない時」「ご飯を食べない時」などに登場し、迫力ある演出で行動を促す。
- やまんば:民話「3枚のお札」などをモチーフにしたキャラクター。知恵や工夫でピンチを乗り切るストーリー仕立ての演出が特徴。
- ほめおっちゃん:叱るのではなく、日常の小さな頑張りを関西弁で豪快に褒めまくる肯定型キャラクター。生活習慣の定着を後押しする。
- ヒーロー:男児を中心に人気の高い応援キャラクター。歯磨きや片付けなど、勇気を出して挑戦したい場面で励ましをくれる。
- お医者さん・警察官:社会的なルールや健康管理(薬を飲む、注射を頑張る)を優しく教え導く実在職業キャラクター。
基本機能を楽しめる無料版でも多くのシチュエーションが網羅されていますが、有料機能や上位版の『鬼から電話DX』では、さらに踏み込んだギミックが搭載されています。特に注目されているのが、親が録音したセリフを赤鬼に喋らせる機能です。子どもの名前を呼んだり、具体的な家庭内の状況を語らせたりできるため臨場感が増す一方、子どもにとっては「なぜ自分の部屋の状況を知っているのか」という底知れぬ恐怖につながるリスクもはらんでいます。
また、同社はYouTube公式チャンネルを通じて、カブト・クワガタの虫捕りシルエットクイズや、日本の昔話をベースにした知育動画など、単なる「おどかしツール」から脱却したエンターテインメント・知育コンテンツの拡充に注力しています。