房総の断崖に立つ「富士見鳥居」の衝動 古の祈りと2026年最新の参拝事情

房総の断崖に立つ「富士見鳥居」の衝動 古の祈りと2026年最新の参拝事情の全貌を分かりやすくまとめてご紹介します。

境内に入って最初に立ちはだかるのが、148段もの急な石段「厄除坂(やくよけざか)」だ。見上げるほどの傾斜に一瞬足がすくむ。息を弾ませながら一段ずつ噛みしめるように上る過程そのものが、心身の穢れを祓う清めの儀式のように感じられるから面白い。

登頂後に振り返った瞬間の美しさは圧巻の一言に尽きる。眼下に広がる館山湾の群青色、そして視界を一直線に切る真っ赤な鳥居。気象条件が整えば、対岸の富士山がその背後にくっきりと聳え立つ。特に空気が澄み渡る冬場や日没間際の黄金色に染まる時間帯は、言葉を失うほどの美しさだ。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。