バイクのタンデムバーとは?外すと違反になる保安基準と正しい選び方
安全な二人乗りを実現するためには、適切なパーツを装着するだけでなく、同乗者自身のバイク二人乗り掴まり方と体の使い方が極めて重要になります。
タンデム走行時の最も安全かつ推奨される姿勢は、ライダーの腰周辺とタンデムバーを状況に応じて使い分けるフォームです。加速時は体が後方に引っ張られるため、タンデムバーをしっかりと前方に引き付けるように握るか、ライダーの胴回りに軽く手を回します。一方でブレーキング(減速)時は、慣性でパッセンジャーの体重がライダーの背中にのしかかるのを防ぐため、片手でタンデムバーを後方に押しつつ、もう片方の手で燃料タンクやライダーの腰を支えて踏ん張るのが理想的です。
同乗者が恐怖心からライダーの肩を掴んだり、急激に体重移動を行ったりすると、ライダーのハンドル操作が阻害されて思わぬ転倒事故を引き起こします。パッセンジャーはライダーの背中に胸を軽く密着させ、カーブでは車体の傾きに合わせて無理に逆らわず自然に体を預けることが、極めて有効なタンデム走行安全対策となります。