【現地ルポ】トレカ熱狂とレトロゲーム狂騒曲——2026年、なぜ「万Sai堂 盛岡」に全国のハンターが集うのか
アパレルコーナーに足を踏み入れると、そこは都市部のハイブランド古着店やヴィンテージショップ顔負けのラインナップが広がる。90年代のアメカジ、Y2Kスタイルのストリートブランド、絶版となったスニーカーの数々が所狭しと並ぶ。
服を単なる「衣料」としてではなく、自己表現のカルチャーとして捉える若者たちにとって、この場所は宝箱だ。ファストファッション全盛の時代だからこそ、一点物のヴィンテージや限定スニーカーを探し出すプロセス自体がエンターテインメントになっている。スタッフによる丁寧なディスプレイとコーディネート提案も、ただの売り場にとどまらない個性を生み出している。