子どもの胸が凹む陥没呼吸!見逃せない危険サインと救急車の判断基準

子どもの胸が凹む陥没呼吸!見逃せない危険サインと救急車の判断基準に関する最新の話題を丁寧に解説いたします。

小児救急外来の当直医が口を揃えて指摘するのが、「病院に到着した瞬間に子どもが泣き止んだり、一時的に呼吸が落ち着いてしまい、家庭での重症度が正確に伝わらない」というジレンマです。救急外来の緊張感から子どもが一時的に覚醒し、保護者が「家ではもっと息が苦しそうで胸がペコペコ凹んでいたんです」と懸命に説明しても、医師がその瞬間を視認できなければ重症度の判定が難しくなる場面が存在します。

そこで臨床現場で絶大な効果を発揮しているのが、保護者によるスマートフォンの動画記録です。検索需要としても関心の高い陥没呼吸の動画見本をネットで探すのと同様に、自宅で「おかしい」と感じた時点で、子どもの服を胸の上までめくり、明るい場所で胸郭全体の動きを10秒〜15秒ほどスマートフォンで撮影してください。

呼吸の速さ、鎖骨や肋骨のへこみ具合、呼吸音の異常(ヒューヒュー音や喉の擦過音)が生々しく記録された映像は、救急トリアージにおいて何十言の説明よりも雄弁な診断材料となります。医師は動画を見るだけで「入院加療が必要な急性細気管支炎」「即座にステロイド吸入が必要なクループ」といった確定判断を瞬時に下すことが可能になります。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。