小籔千豊はなぜ嫌われるのか?毒舌と正論の裏にある真実と現在の評価
テレビでの毒舌キャラとは対照的に、劇団のリーダーとしての小籔さんは、極めて高い評価と深い人望を集めていました。2006年に33歳の若さで吉本新喜劇の座長に就任した彼は、低迷期にあった新喜劇の全国的な知名度を引き上げるべく、劇的な改革を断行しました。
東京進出や音楽フェス『コヤブソニック(KOYABU SONIC)』の立ち上げなど、従来の枠組みにとらわれないプロモーションを成功させた手腕は、吉本興業社内外から高く評価されています。舞台裏では若手座員に対して演技指導や舞台人としてのマナーを徹底的に叩き込む厳格さで知られていましたが、それは劇団員全員の生活を守るための強い責任感の表れでもありました。
実際、座長を勇退した現在でも後輩芸人たちから慕われ続けており、「怒られたけれどすべて的を射ていた」「小籔さんがいたから今の新喜劇がある」と語る座員は後を絶ちません。画面越しに見える「厳しい性格」は、プロとしての徹底したプロ意識と表裏一体であることが分かります。