靴サイズ37は何センチ?23.5か24か迷う理由と失敗しない選び方
海外表記のヨーロッパサイズ37何センチなのかという疑問に対し、日本の靴業界における公認換算基準では、一般的に「23.5cm」もしくは「24.0cm」と表記されます。しかし、この「0.5cmの曖昧さ」こそが、多くの購入者を悩ませる最大の原因です。
欧州サイズ(EU / IT / FR)は、伝統的に「パリポイント(Paris Point)」という単位(1ポイント=3分の2センチメートル=約6.67mm)を基準に採寸されています。計算式に当てはめると以下の通りです。
37 × 6.666…mm = 約24.66cm(靴の内寸・木型全長)
靴には歩行時につま先がぶつからないための「捨て寸(つま先のゆとり:通常1.0cm〜1.5cm程度)」が必要です。つまり、靴型全長24.66cmから捨て寸1.0〜1.2cmを差し引くと、適正な人間の足長(そくちょう)は「23.46cm〜23.66cm」となり、純粋な足の長さとしては靴サイズ37日本サイズにおいて23.5cmが最も理論的な適正値となります。
それにもかかわらず、なぜ「24.0cm」と表記されるケースがあるのでしょうか。その背景には、日本のJIS規格(日本産業規格)と欧州規格の設計思想の違い、そしてアパレルブランドごとのフィッティングターゲットの差が存在します。