鳥人ブブカのドーピング疑惑の真相!世界記録と現在の姿に迫る
ブブカのドーピング関連の噂を複雑にしているもう一つの要素が、現役引退後の国際スポーツ政治におけるキャリアです。ブブカは引退後、国際オリンピック委員会(IOC)理事や、国際陸連(IAAF)の第一副会長といった要職を歴任しました。
2015年に発覚したロシア陸連による組織的ドーピング問題と、それを隠蔽するために当時のIAAF幹部が巨額の賄賂を受け取っていた汚職スキャンダルにおいて、組織のナンバー2だったブブカにもメディアの厳しい視線が注がれました。特に、汚職の主犯格とされた関係者との間で不透明な資金移動があったとする報道が一部でなされ、「ロシアの不正を容認・加担していたのではないか」という追及を受ける事態となりました。
この件に関して、独立機関である陸上インテグリティ・ユニット(AIU)による調査が行われましたが、ブブカ個人がドーピングの隠蔽工作や不正な金銭授受に関与した証拠は認められず、潔白が確認されています。しかし、幹部としての監督責任や疑惑報道のセンセーショナルな見出しだけが独り歩きし、「ブブカ ロシア 疑惑」というイメージが定着する要因となりました。