香淳皇后の知られざる生涯|昭和天皇との絆と美智子さまとの真相
昭和天皇と香淳皇后の馴れ初めは、1917年(大正6年)に学習院で行われた非公開の拝謁(お見合い)に遡ります。並み居る皇族・華族の子女の中から、昭和天皇自身が良子女王の純朴で明るい人柄に惹かれ、妃候補として強く望まれたと伝えられています。
1924年(大正13年)1月26日、前年の関東大震災による延期を経て結婚の儀が執り行われました。この結婚において特筆すべきは、昭和天皇が一夫一婦制を宮中で完全に定着させた点です。当時、宮中では側室制度の名残があり、男子誕生が待たれる中で側室を勧める声も一部にありました。しかし、昭和天皇はこれを頑なに拒否し、香淳皇后お一人を終生愛し続けました。
夫妻の間には2男5女(照宮、久宮、孝宮、順宮、明仁上皇、常陸宮正仁親王、清宮)が誕生。戦中戦後の混乱期も、皇居の吹上御苑を手をつないで散策されるなど、お二人の仲睦まじい姿は多くの国民に親しまれました。