超特急「My Buddy」なぜ色褪せない?9人体制でも愛される理由
超特急の通算13枚目となるシングル「My Buddy」は、2017年7月にリリースされ、フジテレビ系日曜ドラマ『警視庁いきもの係 主題歌』として大きな話題を呼びました。それまでの超特急が得意としていたエッジの効いたダンスチューンやコミカルな「変顔」アプローチとは一線を画し、王道のポップネスと親しみやすさを前面に押し出した戦略的な転換点となった作品です。
本作で超特急 My Buddy センターを務めたのは、4号車・筋肉担当(当時/現・メインダンサー)の超特急 タクヤ My Buddyでした。タクヤの持つ中性的な透明感と洗練されたビジュアル、愛嬌のあるパフォーマンスは楽曲のコンセプトと見事に合致し、グループの新たなパブリックイメージを切り拓く原動力となりました。
また、超特急 My Buddy 歌詞に込められた「いつもそばにいる存在」「違いを認め合いながら進む絆」というテーマは、ドラマの動物と人間、バディ刑事の関係性のみならず、メンバー間やメンバーと8号車(ファンの総称)の関係性にも重なります。誰もが口ずさみやすい平易な言葉遣いでありながら、他者への全肯定と連帯感を歌い上げる普遍的なメッセージ性が、長寿曲となった土台を築いています。