ターちゃん打ち切り理由は?ジャンプ黄金期を支えた名作の裏事情
集英社が誇る『週刊少年ジャンプ』は、読者アンケート至上主義で知られる。どれほど実績のあるベテラン作家であっても、掲載順位が最底辺に沈めば容赦なく連載終了の対象となった。当時のジャンプは前人未到の653万部という発行部数を記録した黄金期の真っ只中。『ドラゴンボール』『Slam Dunk』『幽☆遊☆白書』といった怪物級の作品群がしのぎを削っていた。
元々は軽快なナンセンスギャグ漫画としてスタートした本作だったが、時代の要請とともに重厚なバトル漫画へと路線変更を遂げた。ヴァンパイア編や中国拳法編など、シリアスでドラマチックな長編エピソードは熱狂的な支持を集めた。しかし、バトル路線が長期化するにつれて読者の目が肥え、初期のようなナンセンスな爆発力が薄れたことも事実だ。激化する紙面争いの中でアンケート順位が徐々に低下していった現実は否定できない。