名曲「おつかれサマー」なぜ今も最強?北川悠仁×ヒャダインの真相
初夏の日差しが強まる季節になると、サブスクリプションのプレイリストやSNSのショート動画で決まって再生数が跳ね上がる楽曲があります。でんぱ組.incが2015年6月17日にリリースした通算13枚目のシングル『おつかれサマー!』です。リリースから長い年月が経過した現在でも、夏フェスやクラブイベント、アイドルファンコミュニティにおいて、まるで昨日の新曲であるかのような熱狂をもって受け止められています。
この楽曲が時代を超越して注目され続ける背景には、単なるノスタルジーにとどまらない「普遍的な音楽強度の高さ」が存在します。でんぱ組.incといえば、アキバ系サブカルチャーを背景に持ち、コンプレックスを原動力に変えて疾走してきた異色のアイドルグループです。そんな彼女たちが、夏の代名詞ともいえる「底抜けに明るいタオル曲」へ挑むにあたり用意されたのが、J-POPの第一線で数々の国民的ヒットを生み出してきた豪華クリエイター陣の招聘でした。
当時の音楽業界関係者の証言によると、プロジェクト発足のきっかけは「誰もが知る王道感と、秋葉原特有のエクストリームな熱量を衝突させたら何が起きるか」という実験的な挑戦でした。その結果として結実した『おつかれサマー!』は、オリコン週間シングルランキングで初登場3位を記録し、累計売上枚数のみならず、ライブ動員における起爆剤としてグループの歴史に刻まれる金字塔となったのです。