ダニとノミの刺され跡の違いは?かゆみや部位で見分ける対策法
単なる虫刺されだと軽く考えて放っておくのは禁物だ。耐えがたいかゆみに任せて皮膚をかきむしると、爪の間に存在するブドウ球菌などの細菌が傷口から侵入し、とびひ(伝染性膿痂疹)や蜂窩織炎といった深刻な二次感染症を引き起こす。
さらに、厚生労働省が定期的に注意喚起を行っている通り、野外の野生ダニ(マダニ類)は重症熱性血小板減少症候群(SFTS)や日本紅斑熱などの致死的な感染症を媒介する。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医は、刺され跡に黒い痂皮(かさぶた)が残っている場合や、38度以上の発熱、倦怠感、リンパ節の腫れが伴う場合は、一刻も早く医療機関を受診するよう強く推奨している。