道端のブルーベリー似は猛毒?ヨウシュヤマゴボウの危険性と駆除法
「加熱調理すれば食べられるのではないか」と考える方もいますが、ヨウシュヤマゴボウは絶対に口にしてはいけない猛毒植物です。海外の一部の地域で若芽を特殊な方法で何度も煮こぼして食べる文化が存在するものの、一般家庭の調理レベルで毒素を完全に抜くことは不可能であり、厚生労働省も有毒植物として厳重に注意を呼びかけています。
万が一、果実や根を誤食した場合、摂取後30分から数時間以内に以下のような急性の中毒症状が現れます。
- 初期症状:激しい嘔吐、吐き気、連続する水様性の下痢、強い腹痛
- 進行時の症状:めまい、異常な口の渇き、冷や汗、血圧低下、頻脈
- 重篤化した場合:全身の痙攣(けいれん)、筋肉の弛緩、意識混濁、呼吸麻痺
摂取した毒の量によっては、内臓機能不全や呼吸停止を引き起こし、最悪の場合は死に至る危険性があります。「少し味見をしただけ」であっても消化器系に強烈なダメージを与えるため、絶対に口に入れてはいけません。