中絶費用が払えない時の緊急対処法|公的助成や男側の支払い義務を解説
SNSやネット掲示板を調査すると、「学生で貯金が3万円しかない」「パートナーにブロックされ、親に言えば勘当される」といった、袋小路に追い詰められた当事者の悲痛な叫びが溢れています。中には、費用が工面できない恐怖から医療機関への受診を先延ばしにし、胎動を感じてからパニックに陥る極限のケースも散見されます。
こうした深刻な孤立を断ち切るために機能しているのが、全国各都道府県に設置されているにんしんSOS無料相談窓口です。助産師や社会福祉士など守秘義務を持つ専門スタッフが常駐しており、電話だけでなくLINEによる完全匿名の相談を受け付けています。
にんしんSOSの現場取材によると、相談員は単なる精神的ケアにとどまらず、以下のような具体的かつ実務的な介入を行っています。
・費用の支払い相談や分割払いに柔軟に応じてくれる母体保護法指定医への受診調整
・パートナーや保護者との関係性に問題がある場合の面談立ち会い・交渉サポート
・所持金ゼロの若年者に対する交通費補助や緊急宿泊場所(一時シェルター)の手配
・自治体の福祉窓口や法テラスへの同行支援
相談窓口の担当者は一様に「お金がないことや、パートナーと連絡が取れないことを恥じて受診を諦めないでほしい。窓口に繋がってさえくれれば、医療機関と連携して身体を守る方法を必ず見つけ出す」と語っています。一人で夜を明かして悩む前に、公的な専門窓口へ連絡を入れる勇気が事態を好転させます。