脱走から愛犬愛猫を絶対守る!命を繋ぐ首輪と迷子札選びの新基準
改正された「動物の愛護及び管理に関する法律」の施行以降、ブリーダーやペットショップで販売される犬や猫へのマイクロチップ装着と、環境省が管轄する「犬と猫のマイクロチップ情報登録」制度の普及は着実に進んだ。体内へのチップ埋め込みは、半永久的に個体を識別できる極めて心強いインフラであることは間違いない。しかし、これだけで万全と言い切るには現場レベルでの課題が残る。
マイクロチップに記録された15桁の識別番号を読み取るには、専用のリーダー端末が欠かせない。保護した一般の通行人がその場でチップをスキャンすることは物理的に不可能であり、動物病院や警察、保健所へ持ち込まれるまでは飼い主へ連絡を入れる手段がないのだ。公益社団法人日本獣医師会も指摘するように、目視で即座に通報できる外付けの身元表示と、体内のマイクロチップによる「二重のセーフティネット」を構築して初めて、真の安全が担保される。