「一生モノ」榧のまな板の真実|プロ絶賛の理由とヒノキ・銀杏比較

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極めて高い完成度を誇る本榧のまな板ですが、検討時に把握しておくべき注意点も存在します。導入後に後悔しないための主なポイントを整理しました。

最大のハードルとなるのが価格相場です。榧は成長が極めて遅く、まな板に使える大径木になるまで300年以上の歳月を要します。現在では国産の本榧原木は極めて希少であり、標準的な家庭用サイズ(厚み2〜3cm、長さ40cm前後)の一枚板でも2万円台後半から5万円前後、大判や極上の柾目材になると8万円〜10万円を超えるケースも珍しくありません。

また、使い始めの段階では榧特有の甘く爽やかな柑橘・シナモンに似た芳香が立ちます。多くの方にとっては心地よい香りですが、繊細な刺身などに香りが移るのを防ぐため、初めのうちは使用前の十分な水通しが必要です。さらに、乾燥機や食器洗浄機の使用は厳禁であり、急激な乾燥によるひび割れを防ぐ丁寧な扱いが求められます。

佐々木 一輝

佐々木 一輝

ビジネス戦略アナリスト

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。