痩せるはずが肝機能悪化?過度な食事制限が招く「飢餓脂肪肝」の真実
ネット上のコミュニティやSNS、医療相談窓口には、無理な減量によって肝数値を悪化させたダイエッターからの悲痛な声が数多く寄せられています。
「2ヶ月でマイナス8kgを達成したのに、会社の健康診断でALTが基準値の倍以上に跳ね上がり、要精密検査になった」「糖質を完全に断ち、鶏胸肉とプロテインだけで過ごしていたら、激しい倦怠感と右脇腹の違和感に襲われた」といった体験談は氷山の一角です。
肝臓再生医療サイトやさいとう内科クリニックなどの臨床現場でも、「ダイエットの停滞期は肝臓のSOSかもしれない」と指摘されています。食事を減らしているのに体重がビクとも動かなくなる原因は、肝臓が疲弊して基礎代謝能力が著しくダウンしていることにあるケースが少なくありません。肝臓をいじめるダイエットは、数値を悪化させるだけでなく、「痩せにくく太りやすい代謝不全の身体」を自ら作り出す結果につながっています。