空港は何時間前に行く?国内1時間・国際2時間前の常識が崩壊した理由

空港は何時間前に行く?国内1時間・国際2時間前の常識が崩壊した理由とはどのようなものなのか? 専門的な分析を整理してお届けします。

スマートフォンで事前に搭乗券を発行できるオンラインチェックイン(スキップサービス等の後継機能)は、空港での手続きを劇的に効率化しました。しかし、ここに大きな油断が生じています。

オンラインチェックインを活用した場合の空港到着時間として、「チェックインが不要だから出発30分前に空港に着けば間に合う」と考えるのは非常に危険です。受託手荷物がある場合、結局は手荷物カウンターの列に並ばなければなりません。近年は自動荷物預け機の導入によりカウンターの有人窓口が削減されている空港もあり、機械の操作に不慣れな利用者が重なると、預け入れ完了までに20分以上を要するケースが見られます。

また、機内持ち込み手荷物のみで手荷物カウンターをスルーできる場合でも、保安検査場の待機列をスキップすることはできません。「保安検査場通過締切時刻の出発20分前」というのは、保安検査端末にバーコードをタッチする瞬間を指します。列の最後尾に並んだ時刻ではないため、10人以上の行列ができている時点で通過時刻オーバーとなり、搭乗できなくなる仕組みです。

手荷物なし・Webチェックイン完了の場合であっても、国内線なら出発45分〜50分前には保安検査場の入口付近に到着している状態が最低条件です。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。