フォッサマグナミュージアム完全攻略!所要時間・ヒスイ鑑定と評判解剖
フォッサマグナミュージアムを訪れるにあたり、インターネット上で頻繁に見受けられる2つの誤解を正しておく必要があります。
第1の誤解は、「フォッサマグナ=糸魚川と静岡を結ぶ1本の断層線である」という思い込みです。
実際には、糸魚川から静岡にかけて走る「糸魚川静岡構造線」はフォッサマグナの「西側の縁(西縁)」に過ぎません。フォッサマグナ(ラテン語で大きな溝の意)とは、古い地層でできた西南日本と東北日本の間に割れ目ができ、そこに新しい地層が分厚く堆積した「広大な窪地(地域)」そのものを指します。東側の境界線(新発田小出構造線や柏崎千葉構造線など)を含めた巨大な地帯であることを理解すると、館内の立体模型の面白さが格段に増します。
第2の誤解は、「ヒスイ海岸で拾えるきれいな緑色の石はすべてヒスイである」というものです。
海岸で最も頻繁に発見され、初心者がヒスイと誤認しやすい石に「キツネ石」と呼ばれる斜長岩や緑色岩、石英などがあります。本物のヒスイは非常に硬く、比重が重いためずっしりとした手応えがあり、表面が滑らかで角ばった形状を保ちやすいという特徴があります。現地学芸員も「緑色をしていない真っ白なヒスイや淡い紫色のヒスイも多い」と指摘しており、固定観念を捨てて多角的に観察することが宝探しの醍醐味です。