教科書が教えない歴史の真相とは?井沢元彦が暴く通説の盲点と謎
『逆説の日本史』という壮大なプロジェクトは、一朝一夕に生まれたものではない。大手出版社である小学館と、現場を支え続けた週刊ポスト編集部とのタッグがあってこそ、30年以上の年月をかけて走り続けることができた。
週刊誌という、常に時代の最前線で読者の反応に晒されるメディアで連載されたことは、本書のスタイルに大きな影響を与えている。専門用語を並べるだけのアカデミックな論文ではなく、一般読者が直感的に理解できるスリリングなジャーナリスティックな語り口。編集者とのタッグによって磨かれたテンポの良さと鋭い切り口は、歴史ノンフィクションというジャンルに革新をもたらし、膨大な単行本・文庫本シリーズとして結実したのだった。